大津いじめ自殺、市長謝罪意向も遺族側拒否

 滋賀県大津市立皇子山中学校いじめ自殺事件で、越直美大津市長が遺族に謝罪の意向を伝えたものの、遺族側は現時点では断っていることが、7月19日までにわかった。

 「これまでの市の主張がばらばらで、本当に謝罪する意思があるのかわからない」としているということ。
 現時点で謝罪申し入れを拒否ないしは保留するのは、これまでの経過を考えればやむを得ない判断だろう。
 この問題では、大津市教委は調査結果を伏せて過小報告し、それに不信感を抱いた遺族側が提訴した経緯がある。越直美大津市長は教育委員会の意向を追認し、アンケート結果が伏せられていたことは7月になって報道を通じて知ったとされる。
 報道後越市長は態度を変更したものの、市教委関係者や校長の対応は相変わらずであり、市長発言と差ができる事態になった。しかも澤村賢次教育長に至っては、何の根拠もないのに家庭に自殺の責任があるかのようににおわせる中傷発言までおこなっている。
 これでは、大津市としての方向性がどこにあるのか、形式だけの謝罪・和解でうやむやにされてしまうのではないかという警戒感をもっても致し方ない。
 大津市はまず、市教委も含めて市長見解の立場で、きちんと事実関係を調査していくことが必要ではないか。和解だとか謝罪だとかはそれからの話ではないか。

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