大津いじめ自殺:遺族側は調査委員会に尾木氏など推薦意向

 滋賀県大津市立皇子山中学校のいじめ自殺事件で、大津市が近く設置する予定の第三者委員会の委員として、遺族側が尾木直樹法政大学教授(臨床教育学) など複数の専門家を推薦していることが7月19日までにわかった。

 尾木氏は「尾木ママ」の愛称でテレビ出演でも知られる教育評論家だが、現場教員の経験もあり、いじめに関する著書なども多い。尾木氏は「正式に要請があった場合は受けたい」とする意向を示しているという。
 またいじめ問題に詳しい松浦善満和歌山大学教授(臨床教育社会学) も遺族側の推薦候補にあがっている。今後弁護士なども追加して推薦する意向だという。
 第三者機関での外部委員の人選としては、いじめ問題に詳しく、なおかつ滋賀県や大津市の教育関係者や行政関係者とのしがらみが薄い人が望ましいのではないかと考えられる。
 大津市は人選について、遺族の意向をできるだけ尊重するとしている。過去に第三者委員会が設置された学校関連の事件・事故は各地にあるが、自治体主導で委嘱された委員が行政側にとって都合がいい結論を出そうとする事例も過去にはあった。そのことを考えると、人選は遺族の意向を反映させることが望ましいだろう。

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