抗議FAXに被害届?

 滋賀県大津市立皇子山中学校いじめ自殺事件に関する抗議FAXで業務に支障が出ているとして、大津市教育委員会が警察に相談し、被害届も検討していると報じられている。

 7月16日の朝日放送のニュースで報じられた。いじめ隠蔽が発覚してから16日までに約500件の抗議FAXが殺到し、回線が長時間ふさがれて業務に支障が出ているとしている。
 「業務に支障」というのなら、そもそも本来の業務をサボり、生徒を死に追いやるという職務上一番やってはいけない状態にさせ、さらに隠蔽するためにアンケート結果を隠したりなどしているのはどうなのか。まずは自分たちの今までの業務を省みたほうが良い。刑事事件をちらつかせて批判を封じ込めるような手口はどうなのか。
 単独の人間が繰り返し脅迫めいた内容を送りつけたとか、もしくは少数の人間が組織的にしているというのなら、話は別であろう。しかし、同時発生的に多数の人から穏健な内容での抗議が殺到しても、刑事上の罪には問えないのではないか。