大津いじめ自殺、加害者が被害者の死をからかう?

 滋賀県大津市立皇子山中学校のいじめ自殺事件で、学校側が自殺直後に実施したアンケートに、いじめ加害者の生徒が「(自殺した生徒が)死んでくれてうれしいと言っているのを聞いた」とする趣旨の記述が複数あったことが、7月12日までに明らかになった。

 当時の全校生徒859人を対象にしたアンケートで、「(死亡した生徒は)完全にいじめを受けていた」との記述のほか、「(生徒が)亡くなっているのにそれを笑いに変えていた」「死んだって聞いて笑った」 などの証言が記されていた。中には「人を自殺まで追い込んで、死んでくれてうれしいとかおかしい」「(加害者と)同じ学校に通いたくない」「顔も見たくない」 など不快感をあらわにする記述をした生徒もいたという。
 また教員に対して「生徒がいじめの相談して助けを求めてるのに何故助けてあげない!」と厳しく批判する記述もあった。
 この記述ひとつとっても極めて重大内容である。学校側が見落としていたとか、はっきりしなかったから公表を控えたとか、そういう言い訳は全く通用しない。
 中学生でも「人としておかしい」と厳しく批判するような加害者の言動を、大人が、しかも教育分野の専門家であるはずの教師が漠然と見逃すなど、本来ならありえない。加害者の親が地域の有力者か何か知らないが、意図的に見逃しているとしか思えない。

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