浜松いじめ自殺、継続的ないじめか

 静岡県浜松市立曳馬中学校2年の男子生徒が2012年6月に自殺し、通っていた学習塾でのいじめがあったと指摘されている問題で、自殺した生徒が学校行事の野外活動の写真を自宅ゴミ箱に捨てていたことがわかった。

 野外活動は2012年5月14日から3日間の日程だった。数日後、野外活動時の写真がくしゃくしゃにされて自宅ゴミ箱に捨てられていたという。生徒は「野外活動がなの市区なかった」とも話していたという。
 2012年4月、この生徒と同じ塾に通う同じ学校の生徒複数名が、塾帰りにこの生徒を集団で取り囲んで自転車を蹴ったり体を押したりなどの行為があり、学習塾講師が生徒らに注意していたという。学習塾側はその後、いじめは収まったと判断していたということである。
 いじめと学校関係の写真の関連を示す過去の事例では、群馬県桐生市立新里東小学校いじめ自殺事件(2010年)で、自殺した児童が所持していたクラスの集合写真で、児童が生前「この同級生からいじめを受けた」と名指ししていた同級生を含む一部同級生の顔に×印が付けられていたのが見つかったという例もあった。今回の写真を捨てたという情報も、いじめの兆候を示すものと考えられ、極めて気になるものである。
(参考)
◎浜松中2転落死 野外活動写真捨てる 塾外でもいじめか(産経新聞 2012/7/12)