大津いじめ自殺と学校選択制

 滋賀県大津市立皇子山中学校のいじめ自殺事件を利用して、橋下徹大阪市長はいじめ対策強化などには全く触れないまま、持論の学校選択制導入を訴えた。

 しかし大津市では、学校選択制を導入していた。

 大津市では市立小学校・中学校および幼稚園について、中学校区単位を基準とした隣接区域選択制をとっている。なお大津市では市立幼稚園にも園区を設定している。選択の参考としての学校公開なども実施している様子である。

 学校選択制では、学校側は「選ばれる」学校かどうかということにも気を使うことになる。いじめ事案、とりわけ教師がいじめを放置したことはマイナス要因にあたり、志望者激減にもつながりかねない。

 学校選択制を導入していない状況でもいじめ隠蔽の傾向があるのに、学校選択制で余計に隠蔽の傾向が進んだ要因となったことも考えられる。

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