西成区学校教育フォーラム、参加者の声

 大阪市が各行政区ごとに開催している学校教育フォーラム。4月に実施された西成区でのフォーラムについて、会場での質疑応答や参加者へのアンケート回答が、区のウェブサイトで発表された。

 参加者へのアンケートの回答は隣の住吉区でも公表されているが、西成区でも回答状況は住吉区と似たような傾向がみられる。

 学校選択制については、明確に反対を示す意見、また疑問や懸念を表明する意見、「選択制の前にやるべきことがある」などとする意見が多数を占め、賛成意見は少なかった。

 学校統廃合とセットになっていることを指摘する意見、導入推進の背後には競争があるとして「教育の目的は競争ではない」と指摘する意見、通学の安全面を指摘する意見、越境通学根絶の取り組みとのかねあいを指摘する意見などが指摘されている。

 また西成区では歴史的な背景から小中学校の校区がいびつになっているところもあり、その点の改善が先ではないかと指摘する意見もみられた。

アンケート回答(一部)
▼なぜ選択制にするのか、よくわからない。今のままで何がいけないのか、教えてほしい。橋下市長の言いなり感がでていますよ!!橋下市長が直接しないと、説明がわからない。
▼小学校の選択制は、通学路の安全などの問題が大きいと思うので、反対です。
▼特色を生かす学校ならば、現状でも出していけるのでは。学校選択制を導入しなくても、よい学校にしていくのは、通っている子ども、保護者、学校の先生、地域だと思います。
▼選択制をとらないと、学校の質はよくならないのですか。競争精神をあおらないと、教師たちも自分の学校をよくしようという意欲が沸いてこないということなのかと思った。
▼校長、教頭等の管理職は、3年ほどで転勤していますが、学校選択制になるとかわるのでしょうか?その学校を希望しても、教諭は10年になると転勤になります。特色ある学校にしていくのに、現状では難しいと思われる条件がいくらかありますが、それも変更されるのでしょうか?教職員側の体制の改革も必要かと。