共産党大阪府委が教育改革提言発表

 日本共産党大阪府委員会は4月17日、教育改革提言を発表した。

 橋下徹大阪市長・前大阪府知事率いる「大阪維新の会」により、大阪府や大阪市で教育基本条例や職員基本条例が具体化されようとしている。大阪府では条例が通過し、また大阪市でも継続審議中となっている。

 そのような状況のもと、「対案」としての役割も兼ねる提言として発表されたという。

 前半部分は主に現状分析をおこない、後半部分で教育改革のための提案をおこなっている。

 提案の内容は、以下の通りとなっている。

(1)大阪府での条例具体化の中止、大阪市で継続審議中の条例案廃案を要求
(2)公立高校の学区廃止の中止、および公立高校統廃合の中止
(3)小中学校学校選択制と、学力テスト平均点公開をやめさせる
(4)教育条件の抜本的拡充。少人数学級、正規教員の採用、教員の「多忙化」解消、教育委員会や大学教員・現場の教員によるカリキュラム試案の開発
(5)高校授業料無償化継続、給付制奨学金の創設。
(6)子ども、教職員、保護者、必要な場合は地域住民の参画での学校運営
(7)教育委員会の公選制、各自治体ごとに保護者・教職員・生徒会・地域住民などからなる教育会議の設置
(8)入学式や卒業式での日の丸・君が代の扱いは各学校が自主的に決定し、斉唱する場合も「歌わない自由」を保障する
 これらの内容は、教育現場の意見にも合致したものであり支持できる。