杉並区、学校選択制を廃止

 東京都杉並区教育委員会は、区立小中学校で実施している学校選択制について、2016年度より廃止する方針を固めた。

 東京23区のうち19区が学校選択制を導入しているが、23区での廃止は初となるという。
 杉並区では競争原理による学校活性化を目指した。しかし校舎の新しさなど、教育内容と関係ないことで学校が選ばれる傾向があり、一部の学校に人気が集中したり、事実に基づかないうわさで希望者が激減したりするなどのデメリットが目立ったことから、廃止に踏み切ることにした。
 学校選択制は全国的にもデメリットが目立ち、廃止を検討しているところも増加している。
 特に杉並区では極右派の山田宏前区長(現・日本創新党党首)による「改革」が持ち込まれ、学校選択制や「つくる会」教科書が持ち込まれた経緯がある。このような教育改革は現実的ではないことは、杉並区での経過を見ても明らかである。
(参考)
◎杉並区、学校選択制廃止へ 「教育内容で選ばれず」(朝日新聞2012/3/31)