北海道教委までも…

 北海道滝川市立江部乙小学校のいじめ自殺事件で、北海道教委の担当者が遺書のコピーを入手しながら放置し、しかも紛失していたことが分かりました。〔『毎日新聞』2006/10/20


 『毎日新聞』の記事によると、事実経過は以下の通りであるということ。

 道教委によると、滝川市教委は遺族から今年6月21日に遺書7通のうち6通を入手。市教委は27日、空知教育局にすべての遺書の写しを提出した。
 空知教育局はいじめがあったことをうかがわせる遺書の内容を把握し、2日後、出張で来た道教委学校安全・健康課の担当者に手渡した。しかし、同課の担当者は課長ら上司に報告しなかった。報告しなかった理由について、担当者は「事態の推移をみて、タイミングをみて報告しようと思った」と説明しているという。遺書を紛失した経緯を調べている。

 なんということか。いじめ自殺をうかがわせる遺書を入手したというのは、緊急案件としてすぐに対応しなければいけない内容です。「数日後に処理しても差し支えない」という性質の仕事ではありません。
 いじめ自殺の遺書すらものらりくらりと扱うところに、いじめに対する認識の甘さと、問題の根深さがあります。