いじめで後遺症、前橋市を提訴:群馬

 群馬県前橋市立第三中学校2年だった2007年に同級生からいじめを受け、後遺症で対人恐怖症と複雑性心的外傷後ストレス障害を発症したなどとして、被害にあった女性(現在18歳)が前橋市を相手取り、「学校側の不適切対応があった」として約4700万円の損害賠償を求める訴訟を前橋地裁に起こしていたことが、1月23日までにわかった。

 生徒は給食にゴミを混ぜられるなどのいじめを受け、いじめを苦にしてリストカットを繰り返したという。さらにリストカットのあとを見せるよう強要されるいじめも受けるなどした。
 保護者は学校側に相談したものの、適切な措置を怠ったという。
 生徒は2007年11月頃から不登校になり、対人恐怖症と複雑性心的外傷後ストレス障害と診断された。生徒は通算で641日(計約1年9ヶ月)の入院を余儀なくされたという。
 前橋市教委は当時のことについては「担任が率先して改善に努めてきた」とする一方で、当時の対応が十分だったかどうか調査を尽くしたいとしている。
 相当悪質ないじめであり、裁判の形にはなるものの早期解決を願う。
(参考)
◎いじめで前橋市に4700万賠償提訴 中学元生徒(読売新聞 2012/1/24)