大阪の大学統合、教育学部新設を追った毎日新聞記事

 毎日新聞(web版)2011年12月30日付に、『大阪府・市の大学統合:教育学部設置で橋下市長が国と対立』が掲載されています。

 橋下徹大阪市長が代表、松井一郎大阪府知事が幹事長を務める大阪維新の会は、大阪府立大学と大阪市立大学を統合し、統合大学に教育学部を新設して教員養成を考えているといいます。
 一方で文部科学省は、教員養成学部には附属学校が必要だが、公立大学法人では法律上設置できないという見解を出しているということです。橋下側はやはり反発しているようです。
 さて、公立大学の教員養成学部といえば、山梨県都留市の都留文科大学があります。都留文科大学は都留市立から公立大学法人になりました。調べてみると、都留市立小学校の一つを付属小学校として運営しているとのこと。他の附属学校と違い選考などはなく、一般の公立小学校と同様、校区内に住んでいれば自動的に入学できるシステムだということです。
 文科省の見解だと、足をすくわれそうな気もします。特に相手が相手だけに、大した中身や整合性はなくてもその場で好都合な屁理屈と揚げ足取りで噛みつくことだけは得意な勢力だけに。
 大阪府・大阪市がすすめる教育学部構想には、もっと根本的な問題があります。教育基本条例案に沿って、新自由主義的な一面的な競争主義と成果主義、また首長や行政のいいなりになる教員を養成することが、根本的な問題でしょう。

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