市立幼稚園・保育所の民営化方針:大阪市

 橋下徹大阪市長は12月24日、市立幼稚園・保育所の民営化方針を表明しました。

 橋下氏が代表を務める大阪維新の会では、市長選マニフェストで幼稚園・保育所の民営化を打ち出していました。
 幼稚園については「公(おおやけ)の職を確保するという視点でなく、本当に子どもたちのニーズがあるのかが重要」、保育所については「ゴールは(待機児童)ゼロ。あらゆる手段を使って力を入れる」などとしたといいます。
 しかし民営化すれば良くなるというのは幻想に過ぎません。逆に民営化で「儲けにならない」部分が切り捨てられ、教育・保育条件が低下したというケースも多くあります。
 子どもたちのニーズというのなら、現行の私立幼稚園・保育所をしっかりと守り育てていくことこそが、子どもたちのニーズに合うことになります。
 また「公の職」うんぬんというのは、現場の幼稚園教員や保育士を攻撃して溜飲を下げるという、一部の人にとっての自己満足しか生み出しません。教育・保育条件の低下だけにとどまらず、教職員の雇用など社会不安も強まることになるでしょう。