児童虐待、母親の交際相手を逮捕:大阪

 交際相手の子どもを数十回たたきけがをさせたとして、大阪府警摂津署は11月28日、大阪市立小学校管理作業員の男性容疑者(38)=豊中市=を傷害容疑で逮捕しました。

 容疑者は「しつけのつもりでたたいた」と容疑を認めているといいます。
 事件は2011年9月に起こりました。容疑者は週1~2回ほど、摂津市内にある交際相手の女性の部屋を訪問していたということです。その際に小学校5年の児童を平手打ちし、顔が腫れるなどのけがを負わせました。
 翌日、児童のけがに気づいた担任教諭が事情を聴いたところ、児童は「自転車で転んだ」などと隠したということですが、数日後に同級生に「新しいお父ちゃんにたたかれた」と打ち明けました。児童は同級生と一緒に警察署を訪問し相談ました。
 児童虐待では、加害者が「しつけのつもりだった」と弁明するのはいつものことです。この手の弁明はしょせん加害者個人の主観に過ぎず、自分の暴力は「しつけ」「体罰」で児童虐待ではないという主張のもとに行為をエスカレートさせ、死亡や大けがに至らせるのです。
 加害者がいくら「しつけ」「体罰」と主観的に弁明しても、それは児童虐待です。