八重山教科書採択:東京書籍無償給与求め提訴

 沖縄県八重山地区の教科書採択問題に関連して、沖縄県石垣市の保護者が11月9日、石垣市を相手取り、中学校社会科公民教科書について、東京書籍版の無償給与の確認を求める訴訟を那覇地裁に起こしました。

 八重山地区の教科書採択では、一部教育委員の強引な手法により、中学校社会科公民的分野では育鵬社版が答申されました。石垣市では育鵬社版がそのまま採択されましたが、最多うち区内の別の地域では東京書籍版が採択され、同一採択区域内の教科書は1種類という規定により、その後教育委員会の協議会で東京書籍版が支持されたという経緯があります。
 そもそも育鵬社版の採択自体、強引な手法に基づいており無効だといえます。本来は東京書籍版が無償給与されるべきです。
 内容もきわめてひどいもので、社会科教員志望の大学生に大学の授業で「間違い探し」でもさせるとかそういう「ネタ本」としての用法はともかくとして、普通の中学生の教科書としては使い物にならないような、誤った記述や一方的で不正確な記述のオンパレードです。
 裁判の形にはなりますが、適切な判断が下されることを願います。また石垣市教委は自主的に早期の是正措置をとるべきです。
(参考)
◎「東京書籍版の教科書配布を」 石垣市の保護者が提訴(asahi.com 2011/11/9)

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