育鵬社教科書を副教材へ:熊本県

 熊本県教育委員会は9月6日、県立中高一貫校での中学校社会科公民的分野について、育鵬社教科書を副教材として採用することを決めました。


 教科書は教育出版のものが採用されています。育鵬社教科書は、発展的な学習を補助する教材と位置づけています。
 「新聞各紙の社説を比較したり、身近な社会問題を取り上げたりするなど、自ら考える態度を育てるという公民の目標にかなう内容だ」として副教材採用に踏み切ったといいます。
 問題のある教科書を副教材という抜け道でかわしながら採用するという、きわめて悪質な手法だといえます。育鵬社教科書の内容は、「自ら考える態度」とは対極にあり、特定の主張を押しつける色が濃いものであることは、読んでみればわかることです。
(参考)
◎育鵬社教科書を副教材に 熊本県、中3公民で使用(産経新聞 2011/9/6)