大阪府「教育基本条例」案明らかに

 「大阪維新の会」が大阪府議会・大阪市議会に提出を検討している「教育基本条例」案の骨子が明らかになりました。


 愛国心の強制、校長の任期制、「職務命令違反」に対する分限免職、全国学力テストの学校別成績結果公表の義務化、「モンスターペアレント」の禁止、定員割れの続く府立高校の統廃合、公立高校の学区撤廃、公立小中学校の学校選択制の推進などが掲げられています。
 強権的で恣意的な条例案であることは疑う余地はありません。「日の丸・君が代」問題での強権的な対応などを合理化するおそれがあります。
 また「保護者は学校に対して不当な態様で要求をしてはならない」としていますが、いわゆる「モンスターペアレント」問題は「学校側にとって都合が悪い」事実関係に対して「モンスターペアレント」のレッテルを貼って封じるケースも一定数あります。条例化でそういう行為が正当化される危険性もあります。
 全国学力テストの学校別成績結果の公表や、学区撤廃、学校選択制推進などは、決してよい結果をもたらさないことは、他地域での事例を見ても明らかではないでしょうか。
(参考)
◎知事・市長に教育委員の罷免権 大阪維新の会が条例案(朝日新聞 2011/8/22)