いじめで抑うつ症状発症:奈良の中学校

 奈良県橿原市立中学校で、1年生の男子生徒が同級生らからいじめを受けて抑うつ状態と診断され、奈良県警橿原署に被害届を出していたことが分かりました。

 複数の報道によると、「この男子生徒に対して2006年5月頃から、同級生が『くさい』『気持ち悪い』などの繰り返し暴言を浴びせるようになった。学校側はいじめについて考える授業をしたり、加害者に謝罪させるなどの指導をしたが、9月下旬には同級生から『うっとうしい』『死ね』などと書かれた嫌がらせメールが送られてきた。生徒は不登校となり、抑うつ症状を発症。学校側は市教委にはいじめの事実関係を報告せず、生徒の保護者からの相談で初めて把握した」ということです。
 被害にあった生徒が、できるだけ早く心身の健康を回復することを願います。
 何の落ち度もない生徒に対して不当な被害を与えた、いじめ加害者の行為を断じて許すわけにはいきません。
 また同時に、学校側はいじめについて考える授業をしたり加害者に謝罪させたりする指導をしたということですが、結果的に加害者は無反省でいじめがエスカレートしたという結果になってしまいました。表面上の対策にだけ終始していなかったのか、今までの対策を再検証する必要があります。