柔道事故:国会質問で取り上げられる

 学校などでの柔道事故について、日本共産党の宮本岳志衆議院議員が6月1日の衆院文部科学委員会で取り上げたということです。

 『しんぶん赤旗』2011年6月5日付『柔道指導者の研修急げ 宮本議員が文科相に質問 子ども110人 事故の犠牲』が報じています。
 宮本議員の質問では、学校管理下での柔道事故で、1983年度から2009年度までの27年間で110人が死亡し後遺症の残る事故が261件あったとする調査結果を示しました。また事故の背景には指導者の暴力(「体罰」)やしごきの問題があることも指摘し、イギリスでの指導者への指導ガイドラインや研修の取り組みを示したということです。
 高木義明文部科学相は、「安全の確保は最優先」「事故防止のための調査を実施し防止策を検討する」「人権を侵害するとか、健康、安全を害すとか、こういうことは絶対にあってはならない」と答弁したということです。
 柔道事故は近年、あちこちで大きく取り上げられるようになりました。一方で指導者の安全軽視の問題や、2012年度中学校学習指導要領改訂での武道必修化による事故の増加なども懸念されています。
 子どもの命を守り安全を確保するためにも、抜本的な対策が早急に求められています。

スポンサードリンク