東日本大震災:死亡の児童・生徒に特別弔慰金支給へ

 文部科学省は5月31日、東日本大震災で死亡した児童・生徒に対し、日本スポーツ振興センターの災害共済給付制度による特別弔慰金として、1人あたり500万円を支給することを決めました。

 自然災害による死亡の場合は、本来は災害共済給付制度の対象外です。しかし東日本大震災では、教職員の誘導による避難中や下校中など、学校管理下での被災も目立ちました。
 震災で死亡した児童・生徒は、文部科学省の集計によると654人います。下校時や教職員の誘導による避難中に死亡した児童・生徒へは原則として支給される見通しとなっています。一方で、保護者が迎えに来て通常の帰宅ルートとは異なるルートを避難していて巻き込まれた児童・生徒の場合は、個別に判断するとしています。
 金銭の問題ではないとはいえども、学校管理下での被災に対して少しでも支援ができるような体制が取られたことは評価できます。
(参考)
◎震災で死亡児童に500万円 災害共済で特例 文科省(朝日新聞 2011/5/31)