大阪府「君が代」強制条例案に対する日弁連声明

 日本弁護士連合会(日弁連)は5月26日、「公立学校教職員に君が代斉唱の際に起立・斉唱を強制する大阪府条例案提出に関する会長声明」を発表しました。

 声明では、条例案を憲法違反と指摘しています。
 「君が代」強制については、声明での指摘通り、憲法19条の思想・良心の自由に抵触するものです。
 また声明では、国旗・国歌法制定時の政府答弁で「国旗・国歌の義務づけや尊重規定を設けることは適当でない」としていることに触れ、このような条例を制定することは「条例制定権を「法律の範囲内」とした憲法94条に反する」とも指摘しています。これも当然の指摘だといえます。
 さらに「公権力によって特定の意見のみを教授することを強制されないという意味において教育の自由が保障されている」と指摘し、教育の自主性・独立性などの観点からも「君が代」強制は問題があるとも指摘しています。
 日弁連の声明は明快です。「君が代」を強制する条例案には何の根拠もない上、法的には危険なものだということが浮き彫りになっています。
 また5月24日には、大阪弁護士会がほぼ同趣旨の会長声明(pdf)を出していますので、あわせて紹介します。

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