愛知いじめ後遺症自殺:学園側は即日控訴

 名古屋経済大学市邨中学校のいじめ後遺症自殺の訴訟で、同校を経営する学校法人市邨学園などは、いじめと自殺との因果関係を認め学校法人と学校関係者3人(当時の理事長・校長・学級担任)に約1490万円の支払いを命じた5月20日の名古屋地裁判決を不服として、同日付で即日控訴しました。

 一審名古屋地裁判決はいじめを全面的に認めた上で、いじめによる後遺症を発症して自殺したという因果関係を認めたものです。いじめから時間が経っての自殺に裁判上で因果関係が認められたのは、これまでに例を見ない画期的なものです。
 一方で学校法人側は「いじめではなくいたずら」などと、言葉遊びにもならないような愚にもつかない主張に終始してきました。学校側の主張は退けられるのが自然です。これ以上何を争うというのでしょうか。
(参考)
◎高2少女自殺で賠償命令=中学時代のいじめ原因-学校の責任認定・名古屋地裁(時事通信 2011/5/20)
◎岩倉・少女自殺:中学時のいじめ原因…学園側に賠償命令(毎日新聞 2011/5/20)