長崎大学で学部再編検討

 長崎大学が学部再編策の一環として、現行の教育学部中学校教員養成課程の廃止・縮小も視野に入れて検討していることがわかりました。

 読売新聞(web版)2011年5月2日『中学教員課程全廃も…長崎大、学部設置へ再編検討』によると、同大学では文系の教養教育・基礎研究を軸にした新学部を設置することを検討しています。その際に既存学部から学生と教員の定員を振り替えるとしています。教育学部の定員も縮小することが考えられています。仮に中学校教員養成課程を廃止した場合は、全学的に中学校教員免許を取得できる仕組みを残すとしています。
 大学側は「新学部の設置を検討しているのは事実だが、中学課程の再編など具体的なことは何も決まっていない」としています。その一方で教育学部の教員からは「全学的な態勢では、従来のような専門的な指導ができない」「中学教員志望者が、他県の大学に流れてしまう」という声があるという情報があります。
 学部再編自体は必要ならばありえるでしょう。その一方で教員養成の体制が弱まる恐れも考えられ、関係者が慎重な検討をおこなっていくことが期待されます。