進学塾合格実績発表「誤解招く」として行政処分へ

 近畿圏で進学塾「第一ゼミナール」などを展開する「ウィザス」(大阪市)と、首都圏で進学塾「市進学院」などを展開する「市進教育グループ」(千葉県市川市)がホームページやチラシに掲載していた合格実績について、断りの表記などもなく系列学習塾の合格実績も数値に加えて発表していたことがわかり、消費者庁が再発防止を求める行政処分をおこなう方針を決めたことがわかりました。


 また両塾は業務提携をおこなっていたとのことで、相手方の合格実績についても自分の塾の合格実績に合算して発表していました。
 いずれも当初は合算しているとの記載はなく、景品表示法(優良誤認)に抵触すると判断されました。
 数年前に発覚して問題化した高校での大学合格実績水増し問題とはやや問題の性質は異なりますが、ある意味では根は共通でしょう。合格実績が経営や宣伝にも直結する進学塾だけにこういうことが起こる余地はあるのでしょうが、誤解を招くような表記は避けなければなりません。
(参考)
◎進学塾:「合格者水増し」行政処分へ 消費者庁(毎日新聞 2011/4/20)
◎大学別合格者数を不適切表記 第一ゼミと市進、消費者庁が月内処分へ(産経新聞 2011/4/20)