またボランティア装ってわいせつ行為の変質者を摘発

 小学生対象のキャンプにボランティアスタッフとして参加した際、宿泊先で男子児童の体を触るなどしたとして、兵庫県警東灘署は3月9日、辰已和弘(32)=京都府八幡市男山金振=を逮捕しました。

 事実関係は第一報的な報道でしかわかりませんが、きわめて卑劣な事件であり、許し難いことです。
 変質者が善意を装ってボランティア活動に潜入し、活動を通じて児童に近づき危害を加える事件は、あちこちで発生しています。
 兵庫県内だけでも、ボランティア先の特別支援学級の男子児童にわいせつ行為を加えたとして神戸市灘区在住の学校ボランティアが逮捕された事件(2010年7月)、活動で知り合った男子児童を自宅に呼び出しわいせつ行為を加えたとして西宮市在住の小学校校外学習支援ボランティアが逮捕された事件(2010年12月)と、今回の事件と類似した事件が相次いでいます。
 また京都府城陽市でも、児童の登下校を見守る交通安全ボランティアが、活動を通じて顔見知りになった女子児童にわいせつ行為を加えた事件も、2010年3月に発生しています。
 今回もまた、変質者がボランティア活動に紛れ込み犯行に及んだ形になりました。容疑者については事実関係を徹底的に捜査した上で厳罰に処すべきなのはいうまでもありません。その一方で、このような変質者が善意を装って子どもに近づくことを未然に防ぐようなシステムを作っていくことが、社会的な課題になるでしょう。
(参考)
◎8歳男児の下半身触る 強制わいせつ容疑で32歳男逮捕(産経新聞 2011/3/9)