滋賀県秦荘中学校柔道事故:遺族が町に要望書提出

 滋賀県愛荘町立秦荘中学校の柔道部死亡事故で、遺族は10月28日、町や学校の責任を明文化することなどを求めた要望書を愛荘町に提出しました。

 この事故では町の調査委員会は「一宮良太・柔道部顧問講師(当時)の暴力行為はなかった」と結論づけました。しかし一方で、柔道部員からは「暴力行為はあった」などと証言しています。また調査報告書では、町や学校の責任についてははっきりとしていません。
 一方で愛荘町長は口頭では、責任を認め和解に向けて努力するような発言もおこなったといいます。しかしそれならば、なぜ報告書に町や学校の責任を明記できないのでしょうか。
 遺族側もそれらの点を指摘し、責任を明文化することや顧問の暴力行為を認めることを求めているといいます。遺族側は、この2点が受け入れられない場合は民事訴訟提訴に踏み切るといいます。
 民事訴訟回避の可能性は残念ながら低いとは思われますが、愛荘町は今からでも適切な対応をおこなうべきです。
(参考)
◎遺族「町や学校の責任 明文化を」 秦荘中・柔道部員死亡(京都新聞 2010/10/28)

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