福岡市の虐待教師・林田真二:福岡地裁判決が出る

 福岡市西区の公立小学校で2003年、当時4年生を担任していた男性教諭・林田真二(49)が、受け持ちのクラスの特定の男子児童に対して、曾祖父が外国人ということを理由にして暴力や人種差別的な暴言を繰り返し、児童をPTSDに追い込んだという事件がありました。この事件に関して、被害にあった男子児童(現在中学1年生)と保護者は2003年10月、林田と福岡市を相手に提訴しました。
 この事件は2003年当時、大きく報道されました。その後の報道は途絶えていて、個人的にも事件の顛末が気になっていましたが、2006年7月28日に福岡地裁で判決が下されたということです。

 判決では、林田の不法行為に対する福岡市の責任を一部認めて、福岡市に約220万円の損害賠償を命じました。その一方で林田真二本人に対する損害賠償は棄却したということです。
 林田の行為はきわめて悪質なもので、とても教師のやることとは思えません。いや、「人間のやることとは思えない」といった方が正確です。林田はいまだに教職に居座っているということですが、厚顔無恥にもほどがあるというしかないでしょう。
 林田の不法行為について、雇用者・学校管理者の福岡市の管理責任を一部とはいえども認定して損害賠償を命じたことは、当たり前といえば当たり前ですが、ひとまずほっとしました。
 ただ、林田個人への損害賠償が認められなかったのは、法律上の問題もあるのでしょうがきわめて残念に思います。