学童保育での事故発生状況調査を発表:厚生労働省

 厚生労働省は10月22日、学童保育での事故発生状況を発表しました。

 調査によると2010年3月23日から9月30日までの期間に、全治1ヶ月以上の重傷を負う事故が35都道府県で105件(死亡事故1件含む)あったということです。
 傷害状況の内訳は、骨折93件、歯の破折4件、打撲・ねんざ2件などとなっています。事故発生原因としては、遊具からの転落39件、球技や集団遊びの中での事故31件、交通事故4件、階段などからの転落12件などとなっています。
 死亡事故は学童保育に通う途中の交通事故1件、意識不明事故は階段からの転落・プールでの溺水の2件があったといいます。
 学年別では、低学年ほど事故発生率が高い傾向があるということです。
 一方で国民生活センターの調査(2008年度)では1年間で少なくとも840件の骨折事故を把握したということですから、調査数字に表れていない事故が相当数あるとみられます。
 事故の発生原因や全容を究明することが、事故を未然に防ぐ対策をとることにつながります。学童保育での事故発生状況を厚生労働省が全国的に調査することは初めての試みだということですが、継続的な調査をおこなって対策がとられることが望まれます。
(参考)
◎厚生労働省報道発表「放課後児童クラブの事故報告集計」(2010/10/22)
◎学童保育中、半年間に骨折93件…厚労省調査(読売新聞 2010/10/22)