いじめ自殺遺族要望書:文科省「対応の徹底求める」

 山口県下関市立川中中学校で2005年4月に発生した女子中学生いじめ自殺事件の遺族が、文部科学省に対して、いじめ問題での学校側の対応に関する要望書を文部科学省に提出していました。このほど文部科学省から回答文書が届いたということです。

 回答では、学校に不都合な事実があったとしても事実を明らかにすることや、遺族に丁寧に説明することなどを、学校や教育委員会に徹底を求めるとしているということです。
 遺族側は「誠意ある対応」などと一定の評価をしているといいます。
 いじめ自殺事件をはじめ、学校で発生する事件・事故では、学校側にとって不都合なことを隠蔽する傾向があります。そのために事態がより悪化して被害者や関係者に二次被害を与える事例も多数ありました。
 例えばいじめ事件だと、周辺の調査で出てきた事象は一般的にみれば明らかにいじめの兆候であるにもかかわらず、その事象自体を隠蔽したり、事象そのものは認めてもいじめと認めないなどの事例も、過去にたくさんありました。
 そのような事例をなくし、明らかになった事実関係に沿って適切な対応をとっていくことが求められているといえます。
(参考)
◎下関の女子中生自殺:「対応の徹底求める」 両親要望に文科省回答 /山口(毎日新聞 2010/10/22)

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