線路内に自転車放置、いじめへの憂さ晴らし?:埼玉

 埼玉県富士見市の東武東上線踏切で2010年7月と9月の二度にわたり、列車が線路内に放置された自転車と衝突する事件が発生しました。この事件で中学校2年生の少年(当時13歳)が補導され児童相談所に送致されていたことがわかりました。

 事件は2010年7月5日と同年9月30日に発生しました。けが人はありませんでしたが、列車が緊急停止しダイヤに影響があったということです。
 生徒は容疑を認め、動機について一部報道では「仲間内でいじめを受けていたことへの憂さ晴らし」と指摘されています。
 少年法の規定により刑事処分はできませんが、警察は9月15日に生徒を補導し、10月19日付で児童相談所送致が決定しました。
 一歩間違えれば死傷者が出るような大事故につながりかねないきわめて悪質な行為であり、事件に対しては厳正に対処していかなければならないことはいうまでもありません。一方でいじめが背景にあったとするのが事実だとすれば、列車往来妨害事件自体の解明と並行して、いじめについても解明していく必要があります。
(参考)
◎「ぺしゃんこ楽しい」中2、線路に自転車置く(読売新聞 2010/10/19)
◎踏切に自転車放置 中学生補導(NHK 2010/10/19)