「体罰」事件:校長が把握しながら1ヶ月報告せず

 兵庫県川西市立中学校の校長が、同校の男性教諭(47)が生徒を平手打ちした事件を把握しながら、1ヶ月以上教育委員会に報告していなかったことがわかりました。

 事件は2010年9月9日に発生しました。ソフトテニス部顧問の男性教諭が部活動の指導中、男子生徒を3回平手打ちしたといいます。教諭は暴行の事実を認め、事件直後に自ら校長に報告したといいます。しかし校長は「様子を見てから」として1ヶ月以上放置していたということです。生徒にけがはなかったといいます。
 何の様子をみるのか、理解に苦しみます。対生徒暴行・いわゆる「体罰」事案は事実関係を把握次第速やかに報告すべき問題です。むろん事件発生・把握直後の段階では情報が断片的だったり錯綜していたりすることはありえるでしょうが、それは詳細な情報を整理次第追って修正すればいいことです。
 様子を見るというのを口実に、事件そのものを隠すことをねらったのではないかと疑ってしまいます。
(参考)
◎体罰:川西・中学教諭が 市教委に報告、1カ月後 校長「様子を見てから」 /兵庫(毎日新聞・兵庫県阪神版 2010/10/17)