宮津市児童虐待、母親と内縁の夫逮捕:京都

 京都府宮津市で2010年7月、5歳の長女を殴り意識不明の重体にさせたとして、京都府警は10月7日、母親(24)と内縁の夫(26)を傷害容疑で逮捕しました。

 児童は「階段から落ちた」として7月12日未明に救急搬送されました。しかし診断に当たった医師が児童のあざなどに気づいて「階段から落ちてできた傷としては不自然」と判断し、虐待通報をおこなって発覚したものです。
 またこの児童の妹についても2010年3月、当時一家が住んでいた大阪府松原市で、通っていた保育園から虐待通報があったということです。松原市の調査では、妹に対する虐待の兆候が確認されたということです。
 一家はその直後、母親の実家のある京都府宮津市に転居しました。しかし転居届などは出さず、松原市に対しては「家庭の事情で一時的に帰郷する。2010年夏には戻る」などと話したといいます。そのため松原市は「一時的な帰郷」と判断し、京都府や宮津市の担当部署には虐待情報を連絡しなかったといいます。
 一家が宮津市に転居したあと、近隣の住民からは「大声が聞こえる」などの異変を察知していたといいます。長女が意識不明になった直後、福知山児童相談所が妹を保護しています。
 何とも痛ましい事件です。同時に、事件を未然に防げなかったのか、関係機関の対応を再検討して教訓を導き出していく必要があるでしょう。

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