秋田県立高校いじめ:被害者が警察に被害届提出

 秋田県立西仙北高校のいじめ事件で、被害者側が10月1日付で警察に暴行の被害届を出していたことがわかりました。

 被害者側は「学校の対応は不誠実で、調査に限界を感じた。真実を明らかにするためには警察の捜査に頼るしかなく、被害届を出した」(読売新聞2010/10/5『「2人から暴行」被害届 大仙署、裏づけ捜査進め立件へ』)と話しているということです。
 この事件では1年生の男子生徒に対して、3年生の複数の男子生徒が「態度が生意気」などと言いがかりを付けて呼び出し、集団暴行や頭を便器のふちに付けさせるなどの悪質ないじめ行為を繰り返したというものです。
 学校側は加害者3人について、加害者が認めた範囲でのいじめ・暴力行為を認定して停学処分にしました。一方で加害者側は、暴力行為の一部については否定したということです。被害者側によると、3人以外の生徒もいじめに加担し、また加害者が認めている範囲以外にも被害を受けたと主張しています。
 被害者側によると、学校側はいじめ事件について「終わったこと」という対応をしたと指摘しています。事件をもみ消すような対応をしたことでさらに事態が悪化し、被害者に二次被害を与えている形になっています。
 学校側が自主的に解決できないことで警察に被害届を出す形になりましたが、事実関係の徹底解明と被害者の早期救済こそが求められているといえます。
(参考)
◎「2人から暴行」被害届 大仙署、裏づけ捜査進め立件へ(読売新聞・秋田版 2010/10/5)

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