「体罰」で処分直後、再び「体罰」事件で処分:宮城県立高校

 宮城県教育委員会は7月19日、「体罰」で宮城県立高校(仙塩地区)の男性教諭(43)を戒告処分にしました。

 問題となった事件は、「2006年4月、茶髪に染めてきた男子生徒に対して立腹し、その生徒を執拗に殴って打撲傷を負わせた」ということです。
 しかもこの教諭は2005年度に、「授業に遅刻した」「顧問を務めている運動部の成績が悪かった」などとして、複数の「体罰」事件を起こし、2006年3月に訓告処分を受けたばかりだということです。
 ひとつひとつの「体罰」事件をとってみても、決して正当な指導とはいえず、感情的な暴行に過ぎません。その上、一度処分を受けたにもかかわらずその直後に再び「体罰」事件を起こすということは、教諭は「体罰」を全く反省していないということがうかがえます。
 この教諭に限らず、「体罰」で処分されたり指導を受けたものが、再び「体罰」事件を起こすということは、残念ながら珍しいことではありません。「体罰」を全く反省していないものが再び教壇に立つのは、有害以外のなにものでもありません。
 「体罰」の防止策や、問題を起こした教員への厳しい処分・加害者を本当に反省させるための指導などについて、深く考えさせられます。