埼玉県高校統廃合計画:対象校の生徒ら反対訴え

 高校の統廃合計画は多くの県で進められています。その一方で、関係者から反対や疑問の声が出る場合や、大きな反対運動が起きることも多々あります。
 埼玉県では、統廃合の対象校となった定時制高校で、生徒や卒業生・保護者らが計画撤回を求めて署名を集めるなどの反対運動がおこなわれているということです。
県立高統廃合計画:「居場所奪わないで」 鴻巣高生徒会役員ら訴え/埼玉〔『毎日新聞』2006/7/13〕


 埼玉県教育委員会の計画によると、鴻巣高校定時制などを廃止し、廃止する高校を継承する形で昼夜開校制の単位制高校「パレットスクール」が新設されるということです。
 その一方で生徒らは「生徒など関係者の声を聞く機会がないまま、教育委員会だけで計画を決めた」「他の学校で不登校や退学などを経験した生徒を、家庭的な雰囲気で支えてきた伝統があるが、新設校ではそういった生徒への受け皿にならない」などとして、統廃合計画に強く反対し、署名運動などをおこなっています。
 統廃合計画そのものや、現高校を継承する新設校が生徒らのニーズに合っているかどうかなど、じっくりと再検討されることを願います。