忘れ物で「罰ゲーム」:愛知の学童保育

 愛知県豊田市の放課後児童クラブ(学童保育)で、忘れ物を繰り返すと子どもたちに「罰ゲーム」を決めさせて実施させていたことがわかりました。

 『中日新聞』2010年7月25日付『学童保育で「罰ゲーム」 権利侵害と認定、是正』によると、経緯は以下の通りのようです。

 児童クラブなどによると、宿題プリントやはしセットなどを忘れる児童が多く、名前を書いた表にチェックして、張り出すようになった。忘れ物の回数が一定数になると、子どもたちに「外で遊ばない」「おやつを抜きにする」などのうち、どの「罰ゲーム」が適当かを多数決で決めさせていた。罰ゲームの対象となった中には、クラブに通えなくなった子もいる。

 保護者が市の機関「とよた子どもの権利相談室」に相談して発覚しました。相談室の調査でも事実が確認され、子どもの権利侵害に当たると認定し、学童保育を運営する豊田市に是正を求めたといいます。指摘を受けて「罰ゲーム」はおこなわれなくなりました。
 これはいうまでもなく問題です。数十年前ならともかく、いまだにこういう指導をしていたことに驚きです。子どもの人権を侵害し人格を傷つけるような「指導」はあってはなりません。