知覧中学校生徒自殺:いじめのほか教諭の暴言も一因か?

 鹿児島県南九州市立知覧中学校の生徒自殺事件で、一部報道によると、自殺直前に野球部顧問教諭が生徒に暴言を吐いていたと両親が訴えていることがわかりました。

 両親によると2010年1月、部活動の用事で携帯電話で教諭に連絡を取りました。しかし教諭は電話越しに大声で「おまえは人間としての価値がない」などと怒鳴りつけました。教諭の声は、生徒と同じ部屋にいた父親にも聞こえていたといいます。
 生徒はその日の夕食をとることができず、また眠れなかったといいます。さらに家族に教諭の言葉を伝えて「死にたい」と漏らしたともいいます。
 この事件では、生徒への複数のいじめの兆候が指摘されています。しかし南九州市教育委員会は7月21日、いじめを否定する見解を出しました。
 いじめ自体もきわめて悪質なものですが、さらに教諭の暴言まで加われば、生徒を追いつめていったことは想像に難くありません。