乾パン給食提供、地域襲った水害教訓に:佐賀・伊万里市

 佐賀県伊万里市の全小中学校・幼稚園で7月9日、乾パンなど非常食による学校給食が実施されました。

 1967年7月9日に伊万里市など佐賀県西部を襲った大水害の教訓を伝える一環だということです。避難所での食事を想定して火や水を使わないメニューが提供されました。
 学校給食は教育の一環と位置づけられています。単なる栄養補給の意味にとどまらず、多面的な教育効果を図る一環として、このように防災学習と結びつけるという取り組みもありえます。
 似たような取り組みとして、阪神・淡路大震災の学習の一環として関西地区の学校で、震災直後の学校で出されたメニューを再現した給食や非常食による給食を提供する取り組みが実施されています(当ブログ2010/1/17「学校給食通じて震災学習・防災教育」)。
 給食を通じて、防災や地域の歴史など多面的に学ぶ機会になるのではないかといえるでしょう。
(参考)
◎掘り出しニュース:乾パン給食に「こんなの続くと困る」 大水害の教訓に 佐賀・伊万里(毎日新聞 2010/7/10)