フィギュアスケートコーチ性的暴行事件:高裁も懲役7年

 名古屋市で2008年4月、教え子の女子生徒(当時13歳)に性的暴行を加えたとして強姦致傷罪に問われた元フィギュアスケートコーチ・酒井康資(58)に対し、名古屋高裁は7月5日、懲役7年とした一審名古屋地裁判決を支持し被告側の控訴を棄却しました。

 酒井は即日上告したということです。
 この事件では、酒井は「声を出したらスケートをやめさせる」などと脅迫して性的暴行を加えたといいます。酒井は暴行の事実は認めながらも「女子生徒から誘った」「合意の上だった」などと言い訳し、無罪を主張したということです。
 しかし高裁判決では「虚偽の弁解をして生徒の精神的苦痛を増大させ、真摯な反省の態度は認められない」などと断罪しています。
 指導者の立場を悪用した性犯罪によって被害者に大きな苦痛を与えた上、虚偽の弁解や責任転嫁によって被害者に二次被害を与える――過去にも浦安事件の変質者教師や広島県の性的虐待教師など似たような手口を使った性犯罪者もいましたが、このような事件が起こることには強い憤りと不快感を感じます。
 懲役7年の判決ですら短すぎるのではないかという印象も受けます。早い時期に上告が棄却され、刑が確定することを望みます。