堺市の児童虐待死事件:傷害致死として起訴

 大阪府堺市で2010年1月に発生した生後2ヶ月の児童虐待死事件で、殺人容疑で逮捕された母親(24)について大阪地検堺支部は7月2日、傷害致死罪として起訴しました。

 この事件は母親が被害児童を強く揺さぶったことで、「乳幼児揺さぶり症候群」による急性硬膜下血腫などの傷害を負わせて死亡させたとされるものです。
 殺人罪が適用されなかったことについては、現行法の法律上の限界を感じさせられます。法的には「現行法ではこうするしかない」といわざるを得ないのでしょうが、心情的にはもやもやとしたものが残ります。
 このようなケースをみるたび、児童虐待による傷害や死亡事案に対しては、虐待致死傷罪のような特別な法律を制定するべきではないかと感じます。