校内で窃盗のうえ生徒に濡れ衣着せたとして教諭を懲戒免職:愛知県

 愛知県教育委員会は2017年11月14日、「以前勤務していた中学校で女子生徒の水着を盗んだ上、別の男子生徒に罪をなすりつけようとした」として、安城市立桜林小学校教諭・山下謙慈(38)を懲戒免職処分とした。

 同教諭は窃盗については最高裁で係争中だが、愛知県教委は一審・二審を通じて事実だと判断したとしている。

 同教諭は2016年1月、勤務先の小学校で高学年の児童を別室に呼び出して体を触るなどしたとして、強制わいせつの容疑で逮捕されていた。

 強制わいせつの件については証拠不十分で不起訴処分になった。

 しかし強制わいせつ事件の捜査の過程で、同教諭の自宅の家宅捜索をおこなった際、女性物の水着などが発見された。教諭宅から押収された水着は、2009年夏ごろ、同教諭が当時勤務していた別の中学校で、2年生の教室のロッカーからなくなった女子生徒のものだと判明し、同教諭は窃盗容疑で逮捕された。

 窃盗の公判の際、教諭は「盗まれた物を預かっていただけ」と否認した上、「当時顧問をしていた、バレー部の男子生徒が盗んだ」と作り話をおこなって生徒に濡れ衣を着せるなどし、生徒や関係教職員を証言台に立たせるなどした。

 教諭には一審名古屋地裁で罰金50万円の刑が言い渡されたが、教諭が控訴、高裁でも一審判決を支持している。

 愛知県教育委員会の懲戒免職処分の理由は「窃盗」とし、窃盗行為と生徒に濡れ衣を着せた件を対象にしている。一方で、強制わいせつ疑惑については、処分理由としては明示されていない。

 窃盗もひどければ、生徒に濡れ衣を着せようとしたこともひどい。懲戒免職は当然ではないか。

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