いじめと自殺との因果関係認める方針:宮崎市中1自殺

 宮崎市立中学校1年の男子生徒が「いじめを受けた」と示唆するメモを残して2016年8月に自殺した問題に関連して、調査にあたっていた宮崎市教委の第三者委員会が「生徒へのいじめがあり、自殺と因果関係がある」とする最終報告書をまとめる方針であることが、10月28日までにわかった。

 生徒は2016年8月31日に自殺した。生徒は同級生の実名を名指しし「たたかれた」などとするメモを残していて、調査委員会がいじめの有無などを調査していた。

 2017年8月までにまとめた中間報告では、いじめがあったことは認定したものの、いじめ自殺との因果関係については不明扱いとしていた。

 最終報告書では、生徒が同級生からあだ名で呼ばれる、たたかれるなどのいじめが複数あったことを認定した上で、いじめと自殺との間に因果関係があると盛り込むという。

 報告書がまとまり、いじめと自殺との因果関係を認定する方針が出されたのは、ひとつの区切りではないかともいえる。遺族側に対して誠実な対応をとるとともに、このような事件が再び起こらないように、学校の教育内容にも教訓を反映していく必要がある。

(参考)
◎宮崎中1自殺 いじめと関係あり…第三者委が報告書(毎日新聞 2017/10/28)

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