集団いじめとネット動画拡散、同級生を提訴:石川県金沢市

 石川県金沢市内の中学校1年の男子生徒と両親が、同級生からいじめ・暴行を受けた動画をネット上に流されて精神的苦痛を受けたとして、加害生徒3人とその保護者を相手取り、約330万円の損害賠償を求めて提訴していたことがわかった。

 金沢地裁で10月25日、第1回口頭弁論が開かれた。被告側は請求棄却を求めた。

 報道によると、事件の事実経過は、おおむね以下の通りだという。

 被害に遭った生徒は2016年5月、加害生徒らから金沢市内の公園に呼び出され、首を絞められるなどの暴行を受けた。同級生2人が暴行を加え、別の1人が暴行の様子を動画撮影して「LINE」に動画をアップした。

 被害生徒は全治2週間のケガを負ったほか、登校できなくなり、心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断された。

 極めて悪質ないじめ・集団暴行事件である。原告側は「動画拡散は人格権の侵害」とも訴えているという。被告側に対しては、しかるべき措置がとられることが強く求められる。

(参考)
◎「暴行動画LINEで拡散」=中1が同級生を提訴―金沢地裁(時事通信 2017/10/25)

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