教師の「指導」で別の生徒も不登校に追い込む:福井・池田町

 福井県池田町立池田中学校2年だった男子生徒が2017年3月に自殺し、背景に担任の男性教諭と副担任の女性教諭の叱責があったと指摘された問題で、副担任の女性教諭が2017年に入り、別の女子生徒に執拗な「指導」をおこない断続的に登校できない状態にさせていたことがわかった。

 副担任の女性教諭は、男子生徒が自殺した2016年度は2年の副担任だったが、2017年度は1年の副担任として配置された。同校は1学年1学級の小規模校となっている。

 1年の女子生徒は2017年5月頃から、副担任の「指導」への恐怖感を訴え、断続的に学校を休む状況が続き、学校側は不登校事案として町教委に報告をおこなった。

 女子生徒は副担任について、「自分だけ怒り方が違う」と保護者に訴えた。2017年7月には保護者が「宿題を忘れた娘への指導が厳しすぎる。何度も大声で怒られたり、別室に呼び出されたりしており、学校に行くのを嫌がっている」と連絡を入れたという。

 学校側が副担任に確認したところ、当該者は事実関係を否定した。また学校側は他の生徒にも確認したが、事実関係ははっきりしなかったとしている。

 特定の生徒をスケープゴートにしてつるし上げているとも受け取れるような、教諭の「指導」は、教師による生徒いじめと批判されても過言ではないのではないか。教諭の指導の実態を詳細に明らかにしたうえで、このような「指導」がまかり通ってきた・止めさせることがなかった学校側の体制も問われるのではないか。

(参考)
◎自殺後、別の生徒不登校…母親「副担任が叱責」(読売新聞 2017/10/21)

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