「近現代史」教科書、「自虐史観」請願を不採択:神奈川県

 神奈川県立高校で県独自に日本史を必修化し、それに伴って神奈川県教育委員会が独自に「近現代史」教科書を作成していることについて、教科書草案の内容が「自虐史観」などとした請願が出されましたが、神奈川県教委は6月25日に不採択にしました。


 「産経新聞」が独自に草案を入手したとして「自虐史観」などと攻撃していました。請願も産経新聞の記事の内容を受けて出されたもののようです。一方で県教委は「教科書の内容は確定していない」として却下しています。
 また「教科書・市民フォーラム」が提出した対抗請願については継続審議になったということです。
 却下は現時点では「決まっていない内容について、決まっているかのような前提で論じられない」という手続き論的な意味が強い状況です。しかし、教科書の中身が固まった際には同様の問題が再び浮上する危険性もあります。
 教科書は科学的見地に沿い、史実を踏まえて編集されるべきです。