幼稚園送迎バスに園児取り残す事故:さいたま市

 さいたま市岩槻区の私立東武リズム保育園で9月11日、園の送迎バスに3歳園児1人が約5時間取り残される事故があったことがわかった。

 事故は9月11日午前中に起きた。登園の送迎バスは園に到着後、午前9時半に駐車場に回送した。その際に何らかの理由でこの園児が車内に取り残された。バスの扉は車内から開けられない状態になっていた。幼稚園関係者は、この園児が取り残されていたことに気づかなかった。

 午後2時半頃に帰宅の送迎バスを出そうとした際に、園児が取り残されていたことを発見した。園側は食事や水分補給をさせた後、病院に運んだという。当日の最高気温は30度だったが、園児には体調の異変は確認されなかったという。

 幼稚園側は当該児童の保護者に謝罪し、また全園児の保護者向けに謝罪文と再発策を報告する文書を渡した。園側はマスコミ取材に対して、「今後保護者会を開くなど、引き続いての対応を検討している」と話したという。

 当該園児が無事だったのが幸いだが、一歩間違えれば重大な事案になっていた案件でもある。このような事故を起こさないためにはどうすべきかという観点で、事件の経緯を検証し、再発防止策をとってほしいと願う。

(参考)
◎3歳男児、バス車内に5時間放置…さいたまの幼稚園、体調に問題なし 最高気温30度「降車は確認せず」(埼玉新聞 2017/9/29)