東京都立高校生徒自殺事件:都教委「いじめ」認定せず

 東京都立高校1年だった男子生徒が2015年に自殺し、背景にいじめが指摘された事案に関連して、東京都教育委員会は9月26日、いじめについて「あったと判断することは極めて困難」とする報告書をまとめた。

 生徒の遺族は報告を不服として再調査を求めるとしている。

 事件は2015年9月27日午後4時33分頃に発生した。生徒はJR中央本線大月駅(山梨県)でホームから線路に降り、ホームに進入中の特急「かいじ113号」にはねられて死亡した。

 遺族側は、生徒の携帯電話やツイッターなどに、いじめ被害を受けていたことをうかがわせる記載があったとして、調査を求めていた。

 しかし、水泳大会で同級生からからかわれたことなど、いじめと指摘された事象についてはいずれも「いじめと認定できない」とした。

 報道内容だけでは不明な点があるものの、「同級生からからかわれた」などの事案があったのなら、それをいじめと認定しなかったのはなぜかということになる。

(参考)
◎都教委「いじめ判断極めて困難」 高1自殺で調査(中日新聞 2016/9/26)
◎都立高生の自殺「いじめ認定困難」 遺族は再調査要求へ(朝日新聞 2016/9/26)