大磯町中学校給食異物混入問題「原因が特定されるまでは業者変えず」:神奈川

 神奈川県大磯町立中学校のデリバリー弁当方式の給食が「おかずが冷やされた状態で出てきておいしくない」と不評で、異物混入も相次いで発覚している問題。

 この問題に関して大磯町は9月20日、異物混入の原因が特定されていないとして、原因が特定されるまでは給食業者を変更しないとする方針を示した。一方で、同日より温かい汁物を提供することや、生徒の弁当持参を認めるともした。

 不可解極まりない対応だと言わざるをえない。原因が特定されていないのなら、給食事業を当面の間休止して原因特定にあたるなどの対応策をとるべきである。業者を変更しないとするだけで、そのまま給食事業を漠然と継続させるのは疑問である。

 また、大磯町で問題になっているのと同じ給食業者が納入している神奈川県相模原市立中学校の弁当給食でも、異物混入が1年間で28件相次いで報告されたこともわかったという。

 神奈川県は9月19日に当該業者の弁当工場に立ち入り検査をしたが、この時点では原因がわからないとしている。

 デリバリー弁当方式の中学校給食で、給食の質の担保もできず、生徒からは不評で異物混入事案も相次ぐという最悪の状況に、事実上何も手を打っていないことにもなる。こんなことでいいのだろうか。

(参考)
◎“異物混入給食”大磯町「業者変更せず」(NNNニュース 2017/9/20)
◎相模原市の中学校でも…“異物混入給食”(NNNニュース 2017/9/20)