「おかずが冷やされてまずい」と不評の配送弁当方式中学校給食、異物混入事案も続発:神奈川県大磯町

 神奈川県大磯町で、業者からの配送弁当方式の中学校給食が不評で残食率が突出していると指摘された問題に関連して、給食を開始した2016年1月以降、異物混入事案が約100回あったことがわかった。

 読売新聞が町教委に取材し、同紙2017年9月16日付記事『「まずい給食」に虫や髪の毛などの異物…町調査』にまとめている。

 大磯町の中学校給食は、町立中学校2校で2016年1月より実施している。外部業者からのデリバリー弁当方式で実施し、当初から「味が薄い」「おかずが冷やされて提供されておいしくない」など、中学生から不満が出ていた。

 給食の残食率は全国平均と比較して突出している。ある日の給食では1学級中おかずを完食したのは1人のみ、約30人いる生徒のほぼ全員がおかずの大半を残していたということもあったという。

 そして異物混入事案の頻発も明らかになったことになる。

 ちょうど数年前に起きた、大阪市での騒ぎと全く同じ経過をたどっている。

 デリバリー弁当方式での中学校給食実施という方式自体、制度設計に無理があったのではないか。当面は業者を変えたり、新しい業者が決まるまで暫定的に中止したり、暫定的に選択制に移行するなどの方策もあるだろう。最終的には、自校調理方式など、デリバリー弁当方式ではない方式での実施に移行することが必要だと考えられる。