名古屋市立高校の閉校方針案出される、住民からは疑問の声

 名古屋市教育委員会は、名古屋市立若宮商業高校(天白区)を閉校する方針案を出した。8月31日の名古屋市会教育子ども委員会で、閉校方針案の説明がおこなわれた。

 この閉校方針案によると、2020年度以降の入学者募集を中止し、在校生が卒業する2022年3月の閉校の計画となっている。

 名古屋市では「魅力ある市立高等学校づくり推進基本計画案(第2次)」として、市立高校の再編計画案が打ち出されている。その一環として若宮商業高校閉校の案が打ち出された。

 理由としては、校舎の老朽化などに伴って維持費用が増大することなどへの対策や、今後名古屋市内の中学生が減少の見込みであること、商業高校は普通科や工業高校と比較して人気が低いことなどを挙げている。

 一方で、周辺地域では公立高校が少ないことや、近年の受験倍率は高倍率で推移し2017年度入試では受験倍率は2倍近くになっていること・定員割れもないことなどを指摘し、「経済的理由で私立に通えない生徒の受け皿になっている」などとして閉校方針を疑問視する意見も根強いという。

 かなり乱暴な閉校方針ではないかとも感じる。関係者や地域の人から反対や疑問の声が上がるのは当然ではないかとも思える。

(参考)
◎志願倍率約2倍、需要はあるのに…市立高校、閉校を検討(朝日新聞 2017/8/25)
◎名古屋市教委、若宮商業高校閉校へ 20年春に募集停止(朝日新聞 2017/8/31)
◎名古屋市立若宮商業高校 22年3月閉校を検討(東海テレビ 2017/9/1)